掲載済み (2026-02-28号)
#076 186文字 • 1分

最初にテストを実行する - エージェンティック・エンジニアリング・パターン

原題: First run the tests - Agentic Engineering Patterns

日本語

掲載情報

概要

AIエージェントにコードを書かせる際、最初に既存のテストを実行させることで、エージェントにコードベースを理解させ、テストを重視するマインドセットを定着させる手法を解説。

詳細内容

Simon Willison氏が提唱する「エージェンティック・エンジニアリング・パターン」の一つ。AIエージェントによるコード生成において、自動テストはもはや必須です。AIがテストを数分で生成・修正できるようになった今、「時間がかかる」という言い訳は通用しません。セッションの冒頭で『テストを実行せよ』と命じることには、以下の大きな利点があります: 1. **エージェントに実行環境を特定させる**: 自力でテスト実行方法を探らせることで、将来の変更時にも自発的にテストを行う確率が高まる。 2. **プロジェクトの文脈理解**: テスト結果からコードの規模や複雑さを推論させ、テストコード自体を学習リソースとして活用させる。 3. **エンジニアリングの規律**: TDD(テスト駆動開発)のような規律をモデルに内蔵された知識から引き出し、品質を維持する。 AIにただ指示を出すのではなく、適切な動作確認のステップを強制することで、生成物の信頼性を劇的に向上させる手法です。