掲載済み (2026-02-21号)
#063 162文字 • 1分

米国防総省、AI利用制限を巡りAnthropicとの契約打ち切りを示唆

原題: Pentagon threatens to cut off Anthropic in AI safeguards dispute

日本語

掲載情報

概要

米国防総省は、自律型兵器や監視への利用制限を主張するAnthropicに対し、軍事利用の全領域での許可を求め、提携解消を含む圧力を強めている。

詳細内容

米国防総省(ペンタゴン)とAIスタートアップのAnthropicの間で、AIモデルの軍事利用におけるセーフガードを巡る対立が表面化している。ペンタゴンは「あらゆる適法な目的」でのAI利用を求めているが、Anthropicは「米国民への大量監視」と「完全自律型兵器」への転用を禁止する独自の規約を譲っていない。報道によると、ベネズエラでのマドゥロ大統領拘束作戦においてClaudeが利用された可能性を巡り、Anthropic側が懸念を示したことが摩擦を決定的にした。OpenAI、Google、xAIなどの競合他社が軍の要求に対して柔軟な姿勢を見せる中、ペンタゴンは最先端のAI技術を確保しつつも、自らの運用を制限する「思想的」な企業との提携を見直す検討に入っている。ただし、Anthropicの技術は依然として機密ネットワーク上での優位性があり、代替案の確保が課題となっている。