概要
https://simonwillison.net/2025/Dec/18/code-proven-to-work/
詳細内容
## 動作が証明されたコードを届けることこそが、エンジニアの仕事である
https://simonwillison.net/2025/Dec/18/code-proven-to-work/
**Original Title**: Your job is to deliver code you have proven to work
主張する。AI時代のエンジニアの真価はコード生成能力ではなく、そのコードの動作を証明し、説明責任(Accountability)を果たすことにある。
**Content Type**: 🤝 AI Etiquette
**Language**: en
**Scores**: Signal:5/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5
**Main Journal**: 88/100 | **Annex Potential**: 86/100 | **Overall**: 88/100
**Topics**: [[AI-assisted programming, Software Testing, Accountability, Coding Agents, Developer Workflow]]
AIによるコード生成が容易になったことで、未テストの巨大なプルリクエスト(PR)をそのまま提出する開発者が増えている現状に対し、著者のサイモン・ウィリソン氏は強い警鐘を鳴らしている。彼によれば、ソフトウェアエンジニアの真の職務は単にコードを生成することではなく、「そのコードが正しく動作することを証明し、届けること」にある。未テストのコードをレビューに回すことは、本来自分が行うべき「動作の確認」という負荷を他者に押し付ける無責任な行為(職務放棄)であると断じている。
著者は、動作の証明には「手動テスト」と「自動テスト」の2つのステップが不可欠であり、どちらも省略できないと主張する。手動テストにおいては、単に「動いた」と主張するだけでなく、実行ログの貼り付けや、UI変更であればスクリーンキャプチャ動画をPRに添付し、レビュアーに対して視覚的な証拠を提示することが重要だ。一方、自動テストについては、LLMツールが発展した現在、テストコードを書かない言い訳は存在しないと述べている。コードの変更と、その変更が正しく機能していることを示すテストコードをセットで提供することが、現代のプロフェッショナルとしての最低限のマナーである。
さらに、Claude Codeのような自律型コーディングエージェントの台頭についても言及している。これら最新のツールを使いこなすには、エージェント自身にテストを実行させ、結果を検証させるスキルが必要になる。エージェントは既存のテストパターンを模倣するため、人間側がテストコードの「良い趣味(Good taste)」を持ち、プロジェクトを適切に管理しておくことが、エージェントのパフォーマンスを最大限に引き出す鍵となる。
最終的に、コンピュータは決して「責任(Accountability)」を負うことができない。AIがどれほど優れたコードを出力したとしても、その品質に責任を持つのは常に「人間」である。著者は、AIにコードを書かせるのが当たり前になったからこそ、動作の証明という「人間による説明責任」の完遂こそが、シニアエンジニアとそうでない者を分かつ決定的な要素になると結論づけている。