概要
https://qiita.com/TokomaBaou/items/cff5444e7135c98a45ae
詳細内容
## 雑談会から始まった社内勉強会を、Next.js + NestJS + AI で学習プラットフォームに進化させた話
https://qiita.com/TokomaBaou/items/cff5444e7135c98a45ae
筆者は、社内のフロントエンド雑談会をNext.jsとNestJS、AIを活用した学習プラットフォーム「学びラボ」へ発展させ、時間的制約や心理的障壁、モチベーションといった参加課題を解決したプロセスを詳述する。
**Content Type**: ⚙️ Tools
**Language**: ja
**Scores**: Signal:4/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5
**Main Journal**: 86/100 | **Annex Potential**: 84/100 | **Overall**: 84/100
**Topics**: [[社内学習プラットフォーム, AI要約, ゲーミフィケーション, Next.js, NestJS, モノレポ]]
本記事は、筆者らが3年間継続してきた社内勉強会が、いかにしてNext.js、NestJS、そしてAIを活用した本格的な学習プラットフォーム「学びラボ」へと進化したかを語ります。当初は2人のフロントエンドエンジニアによる週30分の雑談会からスタートしましたが、「話すことで知識を構築」「ラジオ感覚で聞く」「技術以外のコミュニケーション」という3つの原則を大切に継続した結果、参加者が増加し、「学びの文化」として会社全体に広がりを見せました。
しかし、規模拡大に伴い、「時間的な制約」「心理的な障壁」「モチベーション維持の困難さ」という3つの課題が顕在化。これらの課題に対し、筆者は「参加できない理由は意欲ではなく仕組み側にある」という視点から、以下の機能を実装しました。
1. **AIアーカイブ機能**: YouTubeの限定公開動画から`youtube-transcript`ライブラリで字幕を取得し、Gemini APIを用いて「概要」「主なポイント」「結論」という構造化された形式で要約。これにより、業務で参加できないメンバーも後から効率的に学習できるようになり、月平均150回以上のアーカイブ閲覧を実現しました。プロンプト設計の試行錯誤により、一貫した品質の要約生成に成功しています。
2. **ゲーミフィケーション**: 勉強会参加でスタンプを付与し、活動に応じたポイント制度とランクシステムを導入。学習履歴の可視化とドーナツをモチーフにした遊び心のあるデザインが、継続的な学習意欲を刺激します。
3. **QRコード出席システム**: アナログだった出席管理をQRコードによる自動化で運営負荷を軽減。スマートフォンネイティブカメラからの読み取りにも対応し、参加への心理的ハードルを下げました。
開発プロセスでは、当初の丁寧な設計(FigmaでのUI作成、DB設計など)が、その後のClaude Code登場による実装の効率化に大きく貢献したと述べています。人間が「Why & What」(課題発見、UI/UX設計、DB設計)を担当し、AIが「How」(コード生成、ボイラープレート)を担当するという協働スタイルを確立し、一人での開発を可能にしました。
筆者は、このプロジェクトで「作ったのはアプリではなく『居場所』」であり、AI時代においてコードを書くこと自体の価値が下がる一方、「何を作るか・なぜ必要か・どう届けるか」といった文脈を設計する力の価値が高まると主張します。小さな一歩から継続し、拡大し、誰も取り残さない仕組みを改善し続けること、そして「自分で考えて動くことを許容する環境」の重要性を強調しています。この取り組みは、技術を通じて人と人をつなぎ、学びの文化を広げるための重要な一例として、今後のスケーラビリティ課題にも触れつつ、その育成を続けていく意向が示されています。