概要
https://techblog.lycorp.co.jp/ja/20251211a
詳細内容
## Agent Development Kit(ADK)を使って Single/Multi-Agent 開発と社内への統合
https://techblog.lycorp.co.jp/ja/20251211a
LINEヤフーは、社内AI活用における課題解決のため、Agent Development Kit(ADK)を用いたSingle/Multi-Agent開発と社内システムへの統合に関するワークショップを実施し、参加者の実践意欲を向上させました。
**Content Type**: ⚙️ Tools
**Language**: ja
**Scores**: Signal:5/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5
**Main Journal**: 89/100 | **Annex Potential**: 87/100 | **Overall**: 88/100
**Topics**: [[Agent Development Kit, Multi-Agent System, LLM活用, 社内システム連携, ワークショップ]]
この記事は、LINEヤフー社内で実施された「Agent Development Kit(ADK)を使った Single/Multi-Agent 開発と社内への統合」ワークショップの内容を紹介しています。筆者は、社内におけるAI活用が進む一方で、AIツールの利用が「個人戦」になりナレッジがサイロ化している現状や、ドキュメントが散在し情報検索に時間を要するといった課題を指摘しています。特に、Multi-Agentの概念が十分に浸透しておらず、Single-Agentの限界に直面して活用を諦めてしまうケースがあることを問題視しています。
これらの課題を解決するため、筆者はAI Agentの作成・ホスティングによるチーム共有とMulti-Agentの重要性啓発に着目し、Orchestration Development Workshopでのワークショップを企画しました。ワークショップでは、Single-AgentとMulti-Agentの概念と特性、そしてAgentの動作定義やMulti-Agentシステム構築が可能なOSSであるADKの概要を座学で提供しました。その後、ハンズオン形式で、簡単なSingle-Agentの作成、Model Context Protocol(MCP)を用いたConfluenceなどの社内システム連携、さらにJiraの進捗分析レポートを自動生成するシーケンシャルMulti-Agentシステム「Project Tracker」の構築を体験させました。
約2,000名がリアルタイムで参加したワークショップ後のアンケートでは、約7割の参加者が「まだ試していないが、近いうちに試す予定がある」と回答し、高い実践意欲が示されました。この成果を受けて筆者は、ワークショップ成功の鍵として、Single-AgentからMulti-Agentへと段階的に難易度を上げるコンテンツ設計、理論説明を最小限に抑え「AI Agentで何ができるのか」を体感させる実践重視のアプローチ、そして多様な視点を持つギルドメンバーとの協働を挙げています。本ワークショップは、社内におけるAI Agent活用文化のさらなる浸透と、それによる業務効率化・イノベーション創出への貢献が期待されています。筆者は、ADKを用いたAI Agent開発に取り組むエンジニアに対し、「小さく始めて段階的に拡大していく」実践的なステップを推奨しています。