掲載済み (2025-12-13号)
#169 514文字 • 3分

## 「バイブ・コーディング」はひどく憂鬱だ

原題: Vibe Coding is Mad Depressing

英語

掲載情報

概要

https://law.gmnz.xyz/vibe-coding-is-mad-depressing/

詳細内容

## 「バイブ・コーディング」はひどく憂鬱だ https://law.gmnz.xyz/vibe-coding-is-mad-depressing/ **Original Title**: Vibe Coding is Mad Depressing AIツールの安易な利用によるクライアントの「バイブ・コーディング」が、ベテラン開発者のモバイル開発という専門職をいかに憂鬱なものに変え、長年のベストプラクティスを破壊しているかを指摘する。 **Content Type**: 💭 Opinion & Commentary **Language**: en **Scores**: Signal:4/5 | Depth:3/5 | Unique:5/5 | Practical:3/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 79/100 | **Annex Potential**: 81/100 | **Overall**: 76/100 **Topics**: [[AIコーディング, 開発ワークフロー, フリーランス開発, コード品質, AI時代の開発文化]] この記事は、15年以上のモバイル開発経験を持つフリーランス開発者が、AI/LLM時代の「バイブ・コーディング」が自身の専門職をいかに憂鬱なものに変えてしまったかについて、個人的な見解を述べています。著者は、AI登場以前は、クライアントからのUIプロトタイプと機能リストに基づき、落ち着いてゼロから開発を進め、週次または月次のフィードバックを受けながら、クリーンコードや適切なGitコミットに注力できたと語ります。2〜3ヶ月で高品質なアルファ版が完成し、クライアントもその成果に非常に満足していました。 しかし、AI時代が始まると、非技術者のクライアントがAI生成のコードスニペットを送りつけてくるようになり、当初は小さな提案だったものが、次第に規模が拡大。最終的には、開発者が自身の堅牢なコードベースに異なるコーディングスタイルや変数名のAIコードをマージするという、不必要な追加作業が発生するようになりました。 この状況は「バイブ・コーディング」時代へと突入します。著者が経験した具体的な例として、クライアントが警告なしに`git push --force origin main`でコードを強制プッシュし、その中にはAIコードによく見られる絵文字が多用されていたといいます。また、あるプロジェクトでは1,227ものブランチが乱立し、コンパイルすらできない状態であったこと、そしてUIロジック、ViewModel、モデルの全てが新規Xcodeプロジェクト作成時に自動生成される`ContentView`というたった一つのファイルに詰め込まれているにも関わらず、そのアプリがApp Storeで実際に公開されているという衝撃的な事実を挙げています。 著者は、誰もが生計を立てるためにアプリを作成することは理解できるとしつつも、AIが自身の長年の専門職を「冒涜」し、これまでのベストプラクティス、適切なプロセス、そして意味のある技術的対話が失われたことに深い悲しみを表明しています。プロジェクト開始時に常に数千行ものスパゲッティコードと向き合わなければならない現状は、以前の満足感とはかけ離れた「狂ったように憂鬱な」状況であると強く訴えています。