掲載済み (2025-12-13号)
#024 445文字 • 3分

## AIがコーディングをする今、人間にしかできない役割を引き受けていく話

日本語

掲載情報

2025年12月13日土曜日号 メインジャーナル掲載

概要

https://tech.speee.jp/entry/speee-human-value-beyond-coding

詳細内容

## AIがコーディングをする今、人間にしかできない役割を引き受けていく話 https://tech.speee.jp/entry/speee-human-value-beyond-coding AIによるコーディング速度の向上に呼応し、エンジニアは「言われたものを作る」役割から脱却し、曖昧なビジネス課題を理解し、事業価値を最大化する「課題解決力」を磨くべきだと主張します。 **Content Type**: Opinion & Commentary **Language**: ja **Scores**: Signal:4/5 | Depth:3/5 | Unique:4/5 | Practical:4/5 | Anti-Hype:5/5 **Main Journal**: 80/100 | **Annex Potential**: 81/100 | **Overall**: 80/100 **Topics**: [[エンジニアの役割変化, 事業価値向上, 課題解決力, 要件定義, AIと開発プロセス]] Speeeのエンジニアである木俣氏は、生成AIの普及によりコーディング速度が格段に上がった一方で、ユーザーニーズや事業環境の変化がさらに加速している現状を指摘します。この状況下でエンジニアは、単に「言われたものを作る」のではなく、「目的を理解し、最も筋が良い手段は何か」を考え抜く力を磨く必要があると強調しています。 記事では、特に「業務効率化」のプロジェクトにおいて、エンジニアが目的の言語化から深くコミットした実例が紹介されています。あるデータの自動化依頼に対し、当初の要求通りに進めると納期に間に合わず、事業計画に支障をきたすことが判明しました。そこでチームは、「何のために?」という問いを徹底的に掘り下げ、現在の業務プロセスを可視化し、関係者とのすり合わせを実施。その結果、真のボトルネックが特定の業務フローの「月8時間分の削減」にあること、および一部の機能(紙の印刷)は後回しにできることを特定しました。これにより、開発スコープは半減したものの、最も重要な価値を納期内に提供でき、結果として「同じ時間で提供できる価値を2倍にした」と筆者は述べています。 この経験から、筆者はエンジニアが「理解」の領域を広げ、事業を動かす重要性を説きます。多様な依頼が飛び交う中で、単なる先着順ではなく、「この施策がどの課題を解決し、いくらの事業価値を生むのか」「いつまでに検証できれば良いのか」といった目的(Why)を明確にし、事業にとって最大のインパクトがある順に開発を並べ替えることの意義を力説しています。AIがコーディングを高速化する今だからこそ、目の前の大量の課題を、事業の目指す方向と矛盾なく解決できる人材の需要は尽きることがなく、「何を作るべきか」を意思決定する機会は増している、と結論付けています。