掲載済み (2025-12-06号)
#033 765文字 • 4分

## AIを使いこなす一番の秘訣は“下心”、次のAIは“スタンド”!? ~AI精通者の清水亮氏、近藤義仁氏、とりにく氏がゆるくも熱いぶっちゃけAIトーク【特集・集中企画】

日本語

掲載情報

2025年12月6日土曜日号 アネックス掲載

概要

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/special/2066475.html

詳細内容

## AIを使いこなす一番の秘訣は“下心”、次のAIは“スタンド”!? ~AI精通者の清水亮氏、近藤義仁氏、とりにく氏がゆるくも熱いぶっちゃけAIトーク【特集・集中企画】 https://forest.watch.impress.co.jp/docs/special/2066475.html AI精通者たちが、AIを使いこなす秘訣が「下心」にあることや、次世代AIが「スタンド」のように進化するという未来予測について熱く議論したトークセッションの模様を詳述する。 **Content Type**: Opinion & Commentary **Language**: ja **Scores**: Signal:4/5 | Depth:3/5 | Unique:4/5 | Practical:3/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 73/100 | **Annex Potential**: 74/100 | **Overall**: 72/100 **Topics**: [[ローカルAI, AIエージェント, AI活用術, 次世代AIハードウェア, AIの未来予測]] サードウェーブ主催の「AIフェスティバル 2025」にて開催されたトークセッション「2026年、AIはどこまで進化するのか」では、AI/ストラテジースペシャリストの清水亮氏を司会に、近藤義仁氏(null-sensei, GOROman)、とりにく氏が登壇し、AIの現在と未来について熱い議論を交わしました。 登壇者たちはまず最新AIの現状について、とりにく氏が「Nano Banana」のような画像生成AIへの複雑な感情を語りつつ、ローカルAI、特にマルチ画像編集と編集一貫性が特徴の「Qwen-Image-Edit-2509」の追加学習によるタスク精度の向上を高く評価。近藤氏はコーディングエージェントの劇的な進化に注目しました。清水氏は、ローカルで高性能な「DGX Spark」のようなハードウェアの利便性を強調し、「gpt-oss」とLoRAの組み合わせこそが最先端の研究領域であると指摘しました。 AIが生活に与えた影響については、とりにく氏がAIアプリ開発を通じて無職から仕事を得て結婚に至った個人的なエピソードを披露。近藤氏はAIのキャッチアップに専念するため会社を辞め、Xのサブスクリプションで役員報酬を超える収入を得た経験を語り、AIがもたらす「インターネット黎明期のようなワクワク感」を強調しました。 AIを使いこなす秘訣として、近藤氏ととりにく氏が「好奇心」を挙げる一方、清水氏は自身の経験に基づき「下心」こそが原動力だと主張。具体例として、ネコミミメイドの分類器開発が、後に異なるフォーマットの書類から住所や氏名などを抜き出す業務に応用できた事例を挙げ、「Googleには下心が足りなかった」と皮肉を交えました。とりにく氏も、AIで生成された絵から「ChatGPT臭さ」をなくすためのLoRA開発など、個人的な欲求が技術研究の推進力となることに同意し、ウェブアプリケーション開発者にとって、身近な問題解決や個人的な探究心が、予期せぬ技術革新につながる可能性を示唆しました。 2026年のAI進化予測では、近藤氏が「Sora 2」のカメオ出演機能やAIグラスといったハードウェアの普及を、清水氏は24時間録音しGPT-5と連携する「Limitless Pendant(AIペンダント)」を紹介し、秘書以上の能力を持つ一方で法規制の可能性にも言及しました。ソフトウェア面では、清水氏は「gpt-oss」で必要な機能の多くがローカルで実現可能になったとし、GPTへの期待はローカルAIで満たされると主張しました。 AIの未来像として、近藤氏は「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する「スタンド」のように、ウェイクワードなしで常にユーザーに寄り添い、必要な時に現れてタスクをこなすAIガジェットの普及を予測。スマートフォンを取り出さずにAIと自然に会話できる時代が来ると語りました。とりにく氏はAIが小型化と大型化に二極化すると予想しましたが、清水氏はコンピューターの歴史を振り返り、「人間が必要なものはそんなに大きくない」として、より小さく賢いAIアルゴリズムの研究が進むという見解を示しました。 最後に登壇者たちは、AIが激動の楽しい時代を迎えているとし、ウェブアプリケーションエンジニアが積極的にAIに触れ、楽しむことの重要性を強調しました。これは、AI技術の進化が開発者の日々の業務やキャリアパスに大きな影響を与える時期であり、自ら手を動かして新しい技術を探求する姿勢が、未来のイノベーションを築く上で不可欠であるというメッセージを強く打ち出しています。