掲載済み (2025-12-06号)
#011 487文字 • 3分

## AI + 人間2人でモブプロやってみた

日本語

掲載情報

2025年12月6日土曜日号 メインジャーナル掲載

概要

https://tech.timee.co.jp/entry/2025/12/05/090000

詳細内容

## AI + 人間2人でモブプロやってみた https://tech.timee.co.jp/entry/2025/12/05/090000 タイミーのバックエンドエンジニアが、AIを「ドライバー」ではなく「ナビゲーター」として配置する独自の役割分担により、人間2名とAIによるモブプログラミングを実践し、その効果と課題を検証しました。 **Content Type**: 📖 Tutorial & Guide **Language**: ja **Scores**: Signal:4/5 | Depth:3/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 83/100 | **Annex Potential**: 82/100 | **Overall**: 80/100 **Topics**: [[モブプログラミング, ペアプログラミング, AI活用, プロンプトエンジニアリング, 開発プロセス改善]] タイミーのバックエンドエンジニアが、AIを単なるコード生成ツールではなく、チームメンバーとしてモブプログラミングに組み込む実験を実施しました。この取り組みの核心は、AIの役割を「ドライバー」(コードを書く人)ではなく「AIナビゲーター」(アドバイスや観点提供)と明確に定義した点にあります。人間2名とAIの3人構成で、人間Aがメインナビゲーター(進行・問題定義)、人間Bがドライバー(コード記述・AI指示出し)を担当し、AIは提案、観点追加、設計の方向性提示を行いました。 AIをメンバーとして機能させるため、モブプロ開始時には「提案と観点追加を担当するメンバーとして振る舞い、複数の選択肢を短く提示する」といった具体的なプロンプトを設定。これにより、AIはロジックの配置場所で迷った際に、パフォーマンス(N+1問題)や責務分離といった観点から複数の選択肢とその理由を提示し、人間メンバー間の議論を深め、より良い意思決定を促す効果が確認されました。AIが提供するサンプルコードは、実装イメージの認識合わせにも寄与しました。 一方で課題も見つかっています。一つは、チャット履歴がPCに紐づくAIツール(Cursor)の特性上、ドライバーの交代がしにくい点です。もう一つは、プロンプト入力や回答待ちの時間が発生し、議論のテンポが崩れる可能性です。 この実験を通じて、AIとのモブプロは、実装方針の選択肢が欲しい時、リファクタリングや命名の相談をしたい時、あるいは人間がドメイン知識を、AIが一般論を提供するような場面で特に効果を発揮すると結論付けられています。最後にAI自身に振り返りをさせたところ、役割の一貫性やチェックのタイミングに改善点があることを認識しており、プロンプトの調整によってさらに優秀なAIナビゲーターに育成できる可能性が示唆されました。筆者は、AIを単なるツールとしてではなく「同僚」としてモブプロに招き入れることで、設計の質と納得感を高める有効な手段であると提案しています。