掲載済み (2025-11-29号)
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## 生成AIでエンプラ向けに「個社カスタマイズ機能」を提供してみた

日本語

掲載情報

2025年11月29日土曜日号 メインジャーナル掲載

概要

https://hilinker.hatenablog.com/entry/2025/11/25/100751

詳細内容

## 生成AIでエンプラ向けに「個社カスタマイズ機能」を提供してみた https://hilinker.hatenablog.com/entry/2025/11/25/100751 株式会社HERPは、エンタープライズ向けSaaS『ジョブミル』で生成AIを活用した個社カスタマイズ機能を提供し、その技術的・組織的・事業的課題と解決策を詳細に解説する。 **Content Type**: Tools **Language**: ja **Scores**: Signal:4/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 86/100 | **Annex Potential**: 84/100 | **Overall**: 84/100 **Topics**: [[生成AI活用, B2B SaaS開発, LLMプロンプトエンジニアリング, 組織的スケーリング, エンタープライズ向けカスタマイズ]] 株式会社HERPは、人材エージェント向けtoB SaaS『ジョブミル』において、大規模顧客(エンタープライズ)向けに生成AIを活用した個社カスタマイズ機能「連携プラン」を提供している。エージェントが複数の採用管理システムから集約した求人データを、各社の既存システムが求める異なるCSVスキーマに合わせて「よしなに」マッピングする処理にLLM(特にClaude on AWS Bedrock)を利用しており、入力フォーマットの多様性と出力パターンの定型性というLLMにとって最適なユースケースであると説明する。 技術的観点では、顧客の要望に応じて個社ごとにプロンプトをコードベース(リポジトリ)に直接定義する方式を採用。特に、JSXを用いてプロンプトを記述する独自のデザイン選択が注目される。これにより、人間にとってもLLMにとっても構造が分かりやすく、Prettierによるフォーマットや共通コンポーネント化が可能になるというメリットを挙げている。また、LLM運用は日次処理であるため即応性が求められず、開発者が入力内容を把握・制御できる点で比較的難易度が低いと評価。エンタープライズ領域におけるデータ所有権の法的論点に対し、Bedrockの利用が適している点も指摘する。 組織・事業的観点では、個社対応が人月ビジネスに陥らないよう、品質を維持しつつ対応コストを削減することが重要と強調。初期の曖昧な要件定義や動作確認環境の不足といった課題に対し、EM、基盤エンジニア、事業開発メンバーによるタスクフォースを結成し、業務フローの整理・定型化や開発基盤の整備を進めた。特に、要望整理フォーマットの統一やテスト環境の構築が効果を上げた。さらに、個社カスタマイズ開発の性質(非同期作業可能、深いドメイン知識不要)から、業務委託エンジニアの採用によってスケーラビリティを確保し、主要機能開発へのリソース圧迫を回避。LLM利用コストと業務委託費用を厳密に計算し、料金設計に反映させることで、事業としての収益性を高めている。筆者は、生成AIによる個社カスタマイズは技術だけでなく組織的なアプローチが不可欠であり、両面のスケーラビリティが重要だと結論付けている。