掲載済み (2025-11-15号)
#030 616文字 • 4分

## オープンソースAIを日本のAI政策の基盤に。オープンソース・グループ・ジャパンが、開かれたAI社会とデジタル主権を構築するための提言を公開

日本語

掲載情報

2025年11月15日土曜日号 アネックス掲載

概要

https://www.publickey1.jp/blog/25/aiaiai.html

詳細内容

## オープンソースAIを日本のAI政策の基盤に。オープンソース・グループ・ジャパンが、開かれたAI社会とデジタル主権を構築するための提言を公開 https://www.publickey1.jp/blog/25/aiaiai.html オープンソース・グループ・ジャパンが、日本がAI時代における国際競争力を確保し、信頼されるAI社会を構築するために、オープンソースAIを政策基盤とすることを提言した。 **Content Type**: News & Announcements **Language**: ja **Scores**: Signal:5/5 | Depth:3/5 | Unique:4/5 | Practical:4/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 85/100 | **Annex Potential**: 81/100 | **Overall**: 80/100 **Topics**: [[AI政策, オープンソースAI, デジタル主権, AIモデル開発, トレーニングデータ]] 一般社団法人オープンソース・グループ・ジャパン(OSG-JP)は、日本がAI時代における国際競争力を確保し、国民から信頼されるAI社会を構築するため、「オープンソースAIを基盤とした開かれたAI社会とデジタル主権を構築するための公開提言」を発表した。これは、Open Source Initiative(OSI)が策定した「オープンソースAIの定義」(OSAID)の共同設計プロセスに深く関与してきた同団体の知見に基づくものである。 OSG-JPは、AI技術が国家の産業競争力と安全保障を根底から左右するという認識のもと、以下の3つの具体的な提言を行った。 第一に、「基盤を含むAIモデル開発においてOSI定義に準拠したオープンソース化推進」を求めている。公的資金で生み出された技術資産は特定の企業に囲い込まれることなく、広く社会全体で共有・活用されるべきだと主張。これにより公的資金の投資対効果を最大化し、国内の多様な企業や研究機関が成果を自由に利用・改変・再頒布できるようになり、裾野の広いAIエコシステムの形成を実現するとしている。これは、米中へのAI技術依存のリスクを低減し、日本のデジタル主権を確立するために不可欠だと位置づけている。 第二に、「オープンソース・エコシステムを維持するための開発者への法的保護措置」を提言している。AIに関する新たな政策や規制を策定する際、オープンソースAIコンポーネントの開発者が、彼らが開発・公開したコンポーネントの下流における使用から生じる結果について法的責任を負わされないよう明確に回避すべきだと強調。責任の所在を、汎用的なツールを開発した者ではなく、そのツールを特定の目的のために実装・運用する主体に法的に明確化することで、オープンソース開発の促進と開発者の萎縮防止を目指す。 第三に、「多様なAI開発を促進するトレーニングデータのオープンデータ化」を提案している。政府および関連公的機関が保有する公共性の高いデータについて、個人情報保護法等の関連法規を遵守しセキュリティに万全を期した上で、AIの学習に適したトレーニングデータセットとして整備し、オープンデータとして広く公開する国家主導のプロジェクトを強力に推進すべきだと主張。これにより、多様なAI開発が促進され、イノベーションの創出に貢献すると考えている。 OSG-JPは、これらの提言が内閣府の「人間中心のAI社会原則」の趣旨にも高い水準で合致しており、OSAIDを日本のAI政策の基盤と位置付けることで、日本が国際社会におけるリーダーシップを確立することに寄与すると結んでいる。