掲載済み (2025-09-20号)
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## JavaオセロをGemini CLIで近代化改修! #Docker

掲載情報

概要

https://qiita.com/hiromu00/items/0b0847636c5a3fecf70d

詳細内容

## JavaオセロをGemini CLIで近代化改修! #Docker https://qiita.com/hiromu00/items/0b0847636c5a3fecf70d Gemini CLIを活用し、Java製オセロゲームのレガシーコードをJava 17のモダンなスタイルへと効率的に改修し、その過程で直面した課題と解決策を詳細に提示する。 **Content Type**: ⚙️ Tools **Scores**: Signal:4/5 | Depth:4/5 | Unique:3/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 81/100 | **Annex Potential**: 77/100 | **Overall**: 80/100 **Topics**: [[Gemini CLI, Javaリファクタリング, コードの近代化, 開発ワークフロー, AIコードアシスタント]] 本記事は、肥後氏が過去に作成したJava製オセロゲームを題材に、GoogleのAIモデルGeminiのCLIツールを導入し、既存コードの近代化と開発ワークフローの効率化を図った経験を詳述しています。初期のオセロゲームはボード配列の不備、ゲームロジックの欠如、入力検証の甘さといった多くの課題を抱えており、まず手動でゲームとして成立させる必要がありました。 その後、いよいよGemini CLIを導入しますが、APIキーの設定忘れや、パイプ入力で`Unknown argument`エラーが発生するなどの「ハマりポイント」に直面。これらの課題を`export GOOGLE_API_KEY`と`gemini -r`フラグの使用で解決し、AIとの協業を実現しました。 特に注目すべき成果は、Javaコードのリファクタリングです。`Main.java`をGemini CLIでリファクタリングした結果、Java 17のStream APIやOptionalが活用され、コードのネストが劇的に減少し、可読性が向上しました。マジックストリングの定数化、メソッド抽出による単一責任の原則への準拠、Javadocコメントの追加なども自動で行われ、保守性の高いモダンなコードへと生まれ変わりました。この際、プロンプトを英語にすることでAIの理解度と出力品質が向上したという知見は、AIアシスタントを最大限に活用する上で非常に重要です。 さらに、面倒なREADME.mdの自動生成や、`git diff`を基にしたPull Request説明文の自動下書き作成など、開発プロセス全体の効率化にも貢献しています。この経験から、AIツールは魔法の杖ではなく、人間が基本設計を行い、AIにはリファクタリングやドキュメント生成といった定型作業を任せるのが最適であること、そして段階的な改善の重要性が強調されています。webアプリケーションエンジニアにとって、具体的なAIツールの導入手順、遭遇しがちな課題とその解決策、そしてAIとの最適な協業スタイルを学ぶ上で、実践的かつ価値の高い情報が満載です。