掲載済み (2025-09-13号)
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## お盆休みに作ったAI議事録ツールのレシピをいろいろアレンジしたらこうなった

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概要

https://qiita.com/R_28/items/97d961143937abfec91

詳細内容

## お盆休みに作ったAI議事録ツールのレシピをいろいろアレンジしたらこうなった https://qiita.com/R_28/items/97d961143937abfec91 個人開発者が、WhisperとGemini APIを活用したAI議事録ツールをGitHub Copilotで効率的に開発し、Windows向け実行ファイルとして正式リリース、その具体的な機能改善と開発過程を詳述する。 **Content Type**: Tools **Scores**: Signal:5/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 89/100 | **Annex Potential**: 87/100 | **Overall**: 88/100 **Topics**: [[AI議事録ツール, 音声認識, 大規模言語モデル, AIペアプログラミング, Windows実行ファイル化]] お盆休みに試作版が大きな反響を呼んだAI議事録ツールが、正式版としてGitHub上で公開され、Windows向け実行ファイルとしてダウンロード可能になった。本ツールはPCのマイク・スピーカーから音声を録音し、Whisperによる高精度な文字起こしとGemini APIによる自動要約をGUIで実現する。開発者は、プロトタイプ版で得られたユーザーからのフィードバックを基に、大幅な機能改善とUX向上を図った。 特に注目すべきは、GitHub Copilot AgentやVibe CodingといったAIペアプログラミングツールが開発プロセスに深く組み込まれている点だ。これにより、波形表示のスレッド化、音声ミックスの自動無音パディング、Whisperのセグメントごとの改行整形、Gemini要約の冗長対策など、多岐にわたる技術的改善が効率的に行われた。開発者は、AIがコーディングだけでなく、オープンソース公開時のライセンス調査やREADME作成といった周辺作業の敷居を大きく下げたことを強調しており、個人開発におけるAIの活用可能性を示唆している。 本ツールのexe形式での提供は、Python環境のセットアップなしで誰もが手軽に試せるという点で非常に実用的だ。開発者にとってはその実装詳細、特に複雑な録音処理やAIモデルの統合、そしてUI/UX改善へのAIの貢献は、自身の開発ワークフローにAIをどのように組み込むべきかの具体的なヒントとなるだろう。処理速度に商用ツールとの差があるものの、「無料で手軽に使える」「カスタマイズ可能」というOSSならではの価値を提示し、今後のリアルタイム書き起こしなどの機能拡張にも期待が高まる。これは、AIを活用した個人開発がどのように現実世界の課題解決に貢献できるかを示す好例だ。