概要
https://qiita.com/Syoitu/items/a381a4b091cb3adcfd9b
詳細内容
## MastraでもVoltOpsを使いたい #AI
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Mastraユーザー向けに、AIエージェントの動作を可視化するLLMOpsツールVoltOpsをNext.jsプロジェクトに統合する具体的な手順と現在の課題を解説します。
**Content Type**: Tools
**Scores**: Signal:4/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:4/5 | Anti-Hype:4/5
**Main Journal**: 80/100 | **Annex Potential**: 80/100 | **Overall**: 80/100
**Topics**: [[AIエージェント, LLMOps, トレース観測, Next.js, VoltOps]]
MastraとVoltOpsはAIエージェント構築の領域で異なるアプローチを持つものの、この記事はNext.js環境で「ライバル」であるMastraとLLMOpsツールVoltOpsを連携させる具体的な方法を提示します。
VoltOpsは、LangfuseのようにLLMの動作トレース観測に特化したツールとして進化しており、将来的には評価機能やプロンプト調整機能も目指しています。現在、VoltAgentやAI SDKには対応済みで、Python系のLangChainやCrewAIへのサポートも計画中です。
著者は、MastraもAI SDKをインフラとして利用している点に着目し、非公式ながら連携を成功させました。その手順は、まずVoltOpsからAPIキーを取得し、`@voltagent/vercel-ai-exporter`をインストールすることから始まります。次に、Mastraインスタンスの`telemetry`設定を有効化し、最後にNext.jsの`instrumentation.ts`ファイルにOpenTelemetryベースのトレース送信設定を追加します。具体的には、`NodeSDK`と`VoltAgentExporter`をインポートし、取得したAPIキーを使ってVoltOpsエンドポイントへトレースデータを送るよう構成します。これにより、Mastra上で動作するAIエージェントの全ての思考プロセスがVoltOpsの美しいダッシュボードで可視化され、詳細なトレース情報が確認できるようになります。
この連携が重要なのは、AIエージェントの複雑な挙動をブラックボックスにせず、内部で何が起きているかを「見える化」できる点にあります。デバッグやパフォーマンスチューニング、さらにはエージェントの信頼性を高める上で、この可視化は不可欠です。特にWebアプリケーションの文脈でAIエージェントを導入する開発者にとって、実行フローを追跡できるLLMOpsツールは開発効率を大きく向上させます。
ただし、記事執筆時点(2025年9月2日)では、VoltOpsは他のフレームワークへのサポートがまだ初期段階であり、プロダクション環境での本格的な利用には、機能の成熟と安定性向上が課題であると筆者は正直に評価しています。それでも、この事例は、異なるAIツール間の互換性を探り、開発者がより高度なLLMアプリケーションを構築するための可視性と管理性向上に寄与する可能性を示唆しています。今後のVoltOpsの進化と、このようなツールがWeb開発の現場にもたらす影響に注目すべきでしょう。