概要
https://qiita.com/h-uchiba/items/1c14e60e911b95caaa38
詳細内容
## AI絵本アプリを未経験から1人で作ってストア公開した話
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AIコーディングアシスタント「Cursor」を駆使し、未経験から一人でAI絵本アプリを開発・公開したエンジニアが、実用的な課題解決とAIとの協業における重要な教訓を共有する。
**Content Type**: ⚙️ Tools
**Scores**: Signal:5/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:5/5
**Main Journal**: 91/100 | **Annex Potential**: 90/100 | **Overall**: 92/100
**Topics**: [[AIコーディング, モバイルアプリ開発, 個人開発, AIツール活用, アプリストア審査]]
クラウドインフラエンジニアの筆者が、スマホアプリ開発未経験ながらAIコーディングアシスタント「Cursor」をフル活用し、AI絵本アプリを一人で開発・ストア公開した実践事例を詳述します。息子に「お父ちゃんがこれ作った」と伝えたいという情熱と、Cursorのエージェント機能への興味が開発の動機となりました。
開発はCursorが中心で、初期設定からコード生成、モバイルアプリ開発の基本概念、ビルド、リリースプロセスまで、あらゆる疑問をCursorに問いかけながら進行。筆者はCursorの挙動からAIへの指示出し方を習得し、FlutterとFirebaseによる最適なアーキテクチャがAIとの対話で導かれたと述べています。
アプリは、直感的なUI、AIによる絵本作成(主人公名やジャンル設定、メジャーアニメモチーフ示唆、類似画像生成の独自アルゴリズム)、親の音声録音、日英切り替え学習モードなど、独自の工夫を凝らしています。
技術面では、ストレージコスト削減のための高圧縮画像アップロードとカスタムキャッシュ、画像生成AIのAPIレート制限回避のためのキューサービス導入、処理の役割分担、APIキー管理とAppCheckによるセキュリティ強化など、個人開発の現実的な課題に対する具体的な設計と解決策が示されています。
ストア公開では、Android(開発者住所公開、テスター要件、不適切コンテンツ報告義務化)やiOS(ペアレンタルゲート必須化)で想定外の審査要件に直面。アプリ開発以外の付随作業(スクリーンショット、HP作成、法的手続きなど)に多大な労力を要し、モチベーション維持の難しさを痛感しました。
本記事は、AIは万能ではなく、開発者が問題解決を理解しAIを「パートナー」として導く重要性を強調します。AI任せの開発は高額なクラウド費用につながる可能性があり、情熱を持って取り組むテーマが個人開発完遂の鍵だと締めくくります。AIコーディングツールの可能性と現実的な課題を具体的な経験を通して提示する、示唆に富む内容です。