掲載済み (2025-08-10号)
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## 【2025年8月】KiroのPricingがようやく公開されたので覗いてみよう #AWS

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概要

https://qiita.com/ec2_on_aws/items/15ae64cb3984fdb631ea

詳細内容

## 【2025年8月】KiroのPricingがようやく公開されたので覗いてみよう #AWS https://qiita.com/ec2_on_aws/items/15ae64cb3984fdb631ea Kiroは、チャットベースの「Vibe」とタスク実行の「Spec」リクエストを明確に分けた新料金体系を公開し、開発者の利用パターンに応じたコスト効率を提示します。 **Content Type**: ⚙️ Tools **Scores**: Signal:4/5 | Depth:4/5 | Unique:3/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 81/100 | **Annex Potential**: 77/100 | **Overall**: 80/100 **Topics**: [[AIコーディングツール, Kiro, 料金モデル, Vibeリクエスト, Specリクエスト]] Kiroの料金体系が遂に公開され、開発者にとって重要な意味を持つことが明らかになりました。この新プランは、チャットベースの対話である「Vibeリクエスト」と、構造化された開発プロセスを実行する「Specリクエスト」を明確に区別しています。 無料プランでは月間50のVibeリクエストが可能ですが、Kiroの核となるSpecリクエストは2週間の試用期間(100回)のみで、恒久無料プランでは利用できません。これは、Spec駆動ワークフローを本格的に利用したい開発者には有料プランへの移行を促す設計です。 有料プラン(Pro、Pro+、Power)は、VibeとSpecのリクエスト数を比例的に増やし、超過分は追加料金で利用可能です。著者の試算では、Vibe中心の利用であればProプランで超過利用する方が安価になる可能性があり、Spec中心の場合は上位プランへの直接アップグレードがコスト効率が良いと分析されています。これは、エンジニアが自身の作業スタイルに合わせて最適なプランを選択するための具体的な指針となります。 現時点では、個人ユーザー向けのクレジットカード払いのみに対応しており、チーム利用や請求書払いには今後対応予定である点が、企業での導入を検討する際に注意すべき点として挙げられています。この点は、開発チーム全体での効率的な導入を妨げる可能性があり、今後の改善が望まれます。 KiroがClaude 4 Sonnetを基盤としていることや、Amazon Q Developerの無料枠との比較から、AIコーディングアシスタント市場におけるKiroの立ち位置と戦略が見えてきます。開発者としては、自身のワークフローにKiroのSpecやHooksといった強力な機能がどれだけフィットし、それが支払うコストに見合うかを見極める時期が来たと言えるでしょう。