掲載済み (2025-08-02号)
#082 445文字 • 3分

## GLM-4.5: Reasoning, Coding, and Agentic Abililties

掲載情報

概要

https://z.ai/blog/glm-4.5

詳細内容

## GLM-4.5: Reasoning, Coding, and Agentic Abililties https://z.ai/blog/glm-4.5 Zhipu AIが新たなフラッグシップモデル「GLM-4.5」と「GLM-4.5-Air」を発表し、推論・コーディング・エージェント機能を統合したモデルとして、複数のベンチマークで高い性能を発揮することを実証しました。 **Content Type**: Research & Analysis **Scores**: Signal:5/5 | Depth:5/5 | Unique:4/5 | Practical:4/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 90/100 | **Annex Potential**: 89/100 | **Overall**: 88/100 **Topics**: [[Agentic AI, Code Generation, LLM Benchmarking, Full-Stack AI Development, Model Training (RL)]] Zhipu AIは、推論、コーディング、エージェント機能を統合したフラッグシップモデル「GLM-4.5」と「GLM-4.5-Air」を発表しました。これらのモデルは、複雑な推論とツール使用のための「思考モード」と、即時応答のための「非思考モード」を組み合わせ、多様なAIアプリケーションの要求に応えます。 ウェブアプリケーションエンジニアにとって、この発表は開発ワークフローとAI活用に大きな意味を持ちます。GLM-4.5は、単一モデルでコーディング、推論、エージェントタスクの高性能化を目指しており、特にフルスタック開発において、フロントエンドからバックエンド、データベース管理までをシームレスに支援します。SWE-bench Verifiedなどのベンチマークで高いコーディング能力を示し、既存のコーディングツールキットとの連携も容易です。これにより、AIを活用したアプリケーション開発の効率が大幅に向上し、迅速なプロトタイピングや複雑な機能の実装が可能になります。 エージェント機能の強化も特筆すべき点です。128kのコンテキスト長とネイティブ関数呼び出し機能を持ち、τ-benchやBFCL-v3で競合モデルに匹敵、ウェブブラウジングベンチマークでは一部で優位性を示し、ツール呼び出し成功率も最高レベル(90.6%)です。これは、自律的な開発エージェントや複雑な自動化ソリューションの構築に不可欠な能力です。さらに、HTMLやPythonなどでインタラクティブなゲームやシミュレーション、プレゼンテーション資料といった「成果物」を生成する機能は、開発者がアイデアを迅速に形にする新たな可能性を提供します。 GLM-4.5はZ.aiプラットフォーム、API経由、またHuggingFaceでのオープンウェイトとして提供され、柔軟な導入が可能です。MoEアーキテクチャや「slime」RLインフラストラクチャなど、その高い性能を支える技術的詳細も開示されており、AI駆動型開発の強力な選択肢となるでしょう。