掲載済み (2025-08-02号)
#025 419文字 • 3分

## [Claude Code]AITDDフレームワークTsumikiを使ってみた

掲載情報

2025年8月2日土曜日号 アネックス掲載

概要

https://zenn.dev/uniformnext/articles/tsumiki-claude-code

詳細内容

## [Claude Code]AITDDフレームワークTsumikiを使ってみた https://zenn.dev/uniformnext/articles/tsumiki-claude-code クラスメソッド社が開発したClaude Code向けAI駆動TDDフレームワーク「Tsumiki」が、要件定義から設計、タスク分割、実装までを自動化し、開発プロセスの品質と効率を向上させることを実証します。 **Content Type**: ⚙️ Tools **Scores**: Signal:4/5 | Depth:4/5 | Unique:4/5 | Practical:5/5 | Anti-Hype:4/5 **Main Journal**: 86/100 | **Annex Potential**: 84/100 | **Overall**: 84/100 **Topics**: [[AI駆動開発, TDD, Claude Code, 要件定義, プロジェクト管理]] クラスメソッド社が公開したClaude Code向けオープンソースフレームワーク「Tsumiki」は、AIによるテスト駆動開発(TDD)を強力に支援します。従来のAI駆動開発(Vibe Coding)が抱える、要件の曖昧さやテスト不足による品質保証の課題に対し、TsumikiはAIに要件定義から設計、タスク分割、TDDによる実装までを一貫して実行させることで解決策を提示します。 具体的には、`/kairo-requirements`コマンドで対話形式の質問から、ユーザーストーリーや機能・非機能要件、Edgeケース、受け入れ基準までを網羅した詳細な要件定義書(Markdown形式、EARS記法)を生成します。続く`/kairo-design`ではAPI設計、アーキテクチャ、データフロー、ストレージスキーマ、TypeScriptインターフェースなど多岐にわたる設計ドキュメントを自動生成。さらに`/kairo-tasks`コマンドは、実装タスクを依存関係やクリティカルパスまで含んだガントチャート付きで可視化し、開発計画を大幅に効率化します。最終的に`/kairo-implement`でTDDサイクル(Red-Green-Refactor)に基づいたコード実装をAIが支援します。 このフレームワークは、AIが生成するコードの品質をテストによって保証し、開発の初期段階から厳密なプロセスを導入できる点が重要です。ウェブアプリケーションエンジニアにとって、要件定義や設計といった上流工程の自動化は、手戻りの削減と開発効率の劇的な向上に直結します。特に、要件の不明瞭さによるAI出力の不整合に悩まされていた開発者にとって、品質と生産性を両立させる強力なツールとなるでしょう。プロダクト全体のAI主導開発はもちろん、上流工程のみの支援ツールとしても活用できるため、今後のAI開発ワークフローに大きな変化をもたらす可能性を秘めています。