概要
https://blog.cybozu.io/entry/2025/07/17/170000
詳細内容
## サイボウズで利用可能な AI コーディングツールの紹介
https://blog.cybozu.io/entry/2025/07/17/170000
サイボウズは社内におけるAIコーディングツールの導入状況を詳細に公開し、生産性向上とセキュリティ対策への包括的な取り組みを強調した。
**Content Type**: ⚙️ Tools
**Scores**: Signal:4/5 | Depth:3/5 | Unique:3/5 | Practical:4/5 | Anti-Hype:4/5
**Main Journal**: 71/100 | **Annex Potential**: 70/100 | **Overall**: 72/100
**Topics**: [[AIコーディングツール導入, 企業におけるAIツール活用, 開発者生産性向上, セキュリティポリシー, 大規模組織でのAI導入事例]]
サイボウズは、エンジニアの生産性向上とビジネス活用拡大を目指し、複数のAIコーディングツールを積極的に導入・運用している状況を公開しました。これは、現代のウェブアプリケーション開発者が直面するAIツール選定と導入の課題に対し、具体的な企業の取り組み事例として極めて重要です。
同社は「AIやっていきチーム」が主導し、セキュリティとデータ保護を重視しながら、2023年5月のGitHub Copilot Business(300アカウント以上)を皮切りに、Cursor(150アカウント以上)、Devin、Android Studio向けGemini、Claude Codeといった主要ツールを続々と導入。さらに、JetBrains AIやGemini CLIの導入も控えています。各ツールの利用開始時期や、kintoneアプリを活用した申請フローなど、運用体制の具体的な言及は、他企業がAIツールを大規模導入する際の参考になります。
なぜこれが重要かというと、多くの企業がAIツールのセキュリティや導入プロセスに躊躇する中、サイボウズが具体的な導入事例と運用体制、特に法務部門との連携によるセキュリティ・データ保持ポリシーの徹底ぶりを明示しているからです。これは、技術選定だけでなく、運用ガバナンスの重要性を示すものとして、開発者が安心してAIツールを業務に組み込むための実践的な指針となります。複数のツールを使い分けることで、特定のベンダーに依存せず、多様な開発ニーズに応える柔軟な戦略が取られている点も注目に値します。